【CIA合格に向けて】勉強方法を比べることより大事なこと【5選】

CIA試験対策

■さあ資格を取るぞ と思い行動に移しているあなた、とてもよい動きをされていますね。新しいことに取り組む、とてもすばらしいことで、応援しています。

合格すれば、私の場合ですが、資格を手に入れたことへの満足感を得られ、やり切ったという自信がつきました。また昇給や役割の拡大にもつながりました。どれも本当のことです。

早速、勉強方法を調べて、どの勉強方法がよいか比べて早速始めよう! とすると思いますが、ちょっとその前に考えてほしいことがあります。

自己投資として、それなりの時間、お金、労力をかけて取り組んでいくことになりますので、事前にどこまで本当に自分が必要としているのかは、確認しておいたほうがいいのではないでしょうか。

特に学習を進めていく中で、足踏みしていると感じているときには最後まで試験合格に向けて取り組めるかのモチベーション維持の柱ともなり得ますので、少なくとも以下の点は、あらかじめ確認しておいたほうがいいかと思います。

勉強方法などを調べたり比べたりすることより大事なこと【5選】をひとつづつご説明いたします。

何のために合格をめざすのか?

公認内部監査人CIAを知るきっかけの主なものとして、

①内部監査部門に異動となり、そこで推奨される専門資格の一つとして聞いた。

就職・転職を考え、強みとしてアピールする資格として取得を考えた。

などがあると思います。

今、強く必要性を感じて検討をされている人(実際に取り組みを始めている人)は上記の①②経由なのかと思います。

そこで以下の目的のために「資格を取得しないと!」と考え始めたのではないでしょうか。

成果を上げ、評価に結びつける

学習により、専門性を高める

ところが 実際は次のようなことがあるかもしれません。

①評価に結びつける については、実際には資格が評価されない職場だった、ということもあり得ます。

取得推奨はしてるが、本当は管理職、リーダー、同僚があまり必要と感じておらず、ここ数年だれも合格したという話を聞かない、資格保有者が何らか良い待遇を受けているわけでもなく、資格手当もないなど、思っていることと実態がかけ離れていないか事前に確認、自分なりの判断をしたほうがいいでしょう。

②専門性を高める については、確かに学習をした分、知識を増やすことはできますので、業務に役立てていくことができます。

一方、監査対象の理解やコミュニケーション、職業的懐疑心など、実践力として必要な能力を磨くことも併せて重要だったりもします。

そのため、資格取得が 上記①評価に結びつける ②専門性を高める ということを本当に達成することになりそうか、効果的なのか を考えることも必要じゃないでしょうか。

 ※内部監査部門で本当に求められる能力 については追って記事にする予定です。

目的達成のためには本当にこの資格は必要なの?

内部監査の資格としては、日本内部監査協会主催の内部監査士QIAもあります。何らかの資格があったほうがいいとお感じでしたら、こちらを検討してみてもいいかと思います。

 ※内部監査部門で本当に必要な資格 役立つ資格 については追って記事にする予定です。

また、就職・転職をお考えのかたは、現在の人材市場の状況を踏まえて考える必要があります。産業分野による違いや、先進的企業か外資かどうかなど企業文化の違いによる特色があります。CIAの扱いも、最近は、CPAと並列に扱われるようになっていることも多くなってきているようです。終身雇用・年功序列が崩壊途上にある現在、若くして専門性の高い資格を得て、専門職としてより高いポストに就職・転職する、エキスパートを証明する資格をどんどん活用する時代になってきていると感じます。

 ※就職・転職エージェント 交渉術 については追って記事にする予定です。

いつまでに達成する必要がある?

・期限を切ることは大切ですが、それと同様に無理な計画では長続きしないということもあります。早期合格への願望と現実的な計画・修正前提の計画を分けて冷静に考えるようにしたいものです。

また、会社内での評価のタイミングとのからみもあります。(会社によっては年1回10月に、内内に決まる、なんでこともありますよね?)

 ※途中でくじけない計画の立て方・考え方 については追って記事にする予定です。 

 

トータルで必要な費用、時間、条件やリスクは何か?

 相応の費用と時間がかかる資格です。費用は教育給付金制度も利用できます。トータルで少なくとも¥540,000‐¥570,000程度、時間は500時間程度、期間は半年以上を見込んでおく必要がある。

CIA(Certified Internal Auditor-公認内部監査人)の試験費用は、一般社団法人日本内部監査協会(IIA)の個人会員とそれ以外で異なります。

IIA個人会員IIA個人会員以外
登録料(受験申請料)18,000円36,000円
CIA Part1受験料46,000円66,000円
CIA Part2受験料42,000円62,000円
CIA Part3受験料42,000円62,000円
資格更新料3,564円18,000円
(2024.10現在)
資格認定制度からのお知らせ|一般社団法人日本内部監査協会
内部監査に関する知識を広く一般に普及する...

また、CIA認定者は、12月の所定の日までに継続教育制度(CPE)単位を報告し、同時に資格更新手数料を支払う必要があります。

※受験の資格要件(実務経験など)もあります。最新版は以下でご確認いただけます。

出典:日本内部監査協会への各種申込(お支払い) IIA認定資格申込書(受験)

CIA認定資格試験ガイド|一般社団法人日本内部監査協会
内部監査に関する知識を広く一般に普及する...

 ※資格要件(実務経験など)のまとめ については追って記事にする予定です。

仮にストレートで最終合格までいけば、¥226,000(IIA個人会員以外)

年会費¥20,000を支払えば、個人会員価格が適用されるので、一年以内合格の場合で¥168,000(IIA個人会員)、トータルで¥58,000安くなりますので、こちらをお勧めします。

独学で学ぶかスクール(資格予備校)を活用するかで費用はかなり変わってきますが、

仮にスクールで学ぶとするとメジャーなところで¥250,000前後+模擬試験¥6,000程、併せて¥370,000‐400,000程度になります。本コースについては教育訓練給付制度を活用すれば費用を安く抑えることができます。うまく活用するようにしたいものです。

 ※トータルで必要な費用を安くする方法 については追って記事にする予定です。 

また、家族など一緒に生活している方々への配慮が必要ですし、いろいろ協力をお願いすることがあるかとも思います。

見切りをつける基準は?

人それぞれとは思いますが、一度お金や時間をかけると、それを何とかして取り戻したいと思い続けることもあることかと思います。合格すればそれだけ時間・お金をかけたことに見合うとも思いますし、その価値はあります。しかし、合格できず、何年も過ごすということもあるのが事実です。この試験は日本語で受けられるのですが原文が英語でその日本語翻訳を目にすることになります。個人の感想としては、とても判読するのか難しい、癖が強い、と感じるものでした(国際資格あるあるのようですが、、、) 。あらかじめ、いつまでに、いくらまで、の基準をもって臨んだほうが見切りをつけやすくなります。

 ※よくやってしまう試験勉強のワナ については追って記事にする予定です。 

 ※自分の価値観・大事にしていること・本当にやりたいことを確認する、メリット・デメリット・コスト、リスクとリターンの考え方など については追って記事にする予定です。

■最後に

実際は、それぞれの勉強スタイルや、やってみながら気づいて修正していくことも普通にありますので、はじめから思い通りにいかないことがあっても、その点は全然気にしないでも大丈夫です。

ざっと、試験勉強を始める前に考えたほうがいいことをまとめましたが、参考にしていただけたらありがたいです。

あなたの将来をより良くするため、後悔しないための決心をするきっかけになれば、幸いです^^

終合格までモチベーション持って取り組めるためのお話も、していきます。

ここまでお読みいただき、ありがとうございます!   ※乱文のほど、どうかご容赦を^^

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